『Blender でアニメ絵キャラクターを作ろう! 前編 モデリングの巻』を読みながらモデリングを学習しております。この本、モデリングの下絵となる三面図 (正面姿、横姿、後ろ姿) があらかじめ用意されており、それを Blender に取り込んで上からなぞるようにモデリングしていけばいいので、初心者にも安心な一冊です。が、Blender のバージョンがちょっと古く (3.6.4 LTS)、書籍に書かれているとおりにはいかないところが何ヵ所かあったので、ここにメモしておきます。
※ いうても私が使用しているバージョンも今となってはまあまあ古く、4.5.4 LTS です。
[p.450] ラインアートの線の幅
バージョン 4.5 以降、ラインアートの線幅の単位が Thickness から Radius に変わったそうです。書籍ではライン幅 (Thickness) を 1 としていますが、Radius に換算するとだいたい 0.0005 になるみたいです。
[p.451 ~] 目の縁のラインを消す方法
書籍では p.454 のコラムでちらっと言及されているだけの「頂点ウェイト転送」ですが、私の環境では目の縁のラインを消すためには必須でした。ついでにその他の細かい点まで含めると、ここでの相違点は次の 3 点です。
- Step 9 の「頂点グループウェイト」は「ビューポートオーバーレイ」ではなく、その横の「メッシュ編集モード」の中にあります。
- Step 10 と 11 の間に Step 10.5 (仮) を挿入します。
Step 10.5: ラインアートのモディファイアープロパティ > [頂点ウェイト転送] の各項目を次のように設定する (スクリーンショット参照)。- ソースを絞り込み: Line
- 出力にマッチ: ON
- ターゲット Line
- Step 11 の不透明度モディファイアーは、[モディファイアーを追加] から [カラー] > [不透明度] を選択します。
その他はだいたい書籍のとおりです。

[p.459] なんだか髪の毛がカクカクしてるな??
作っているときは作業に夢中で気がつかなかったんですが、p.459 に掲載されている頭髪の写真を自分が作ったものと比べてみると、私が作ったほうはなんかカクカクしてるというか、エッジが立っちゃってるんですよね (図 1 左)。
髪の束の中心線にクリースを入れているからだと思うんですが (図 1 右)、書籍のサンプルデータのほうはクリースが入っているにも関わらず、ちゃんと滑らかに描画されています。バージョン 4.1 あたりで自動スムーズシェードの処理に変更があったらしいのでそのせいかもしれませんが、私にはわかりません。試しにこれらの辺のクリースとシャープを解除してみたところ、いい感じになったんじゃないかと思います (図 2)。
ちなみにクリースを解除するには、辺を選択して N キー → 右上に表示されたパネルの [アイテム] タブ → [辺データ] → [平均クリース] を 0 にします。また、シャープを解除するには、辺を選択して Ctrl + E → [シャープをクリア] です。
とりあえず書籍のとおりに進めて (クリース、シャープをかけとく)、最終的に解除したほうがいいと思ったら解除しようと思ってます。

